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白桔梗君とあゆみし初秋の林の雲の静けきに似て　若山牧水
俳句ではありません。短歌です。理屈ではない、身体奥に棲みついた思い出のようなものに惹きつけられます。僕はロマンチストではありません。むしろリアリスト、ニヒリストの類です。でも啄木や牧水ちょっと違うけれど賢治には抱きかかえたくなるような情を覚えます。常にではなくても、たまには思い出したい日本の人たちです。ちなみに牧水は毎日一升瓶を空けるほどの飲兵衛だったとのことです。身近に感じませんか。