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秋の秀句と光が丘の秋 柴田千晶詠
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金木犀闇にひたりと父在りき 柴田千晶
柴田千晶は詩人であり詩人でありまた漫画原作者。夜の庭の外れの闇の中に金木犀の花が咲いている。華のか香がそのことを知らせてくれる。この作家の父親も、じっさいにはどのような父親なのだろうか。父在りきと過去形でいっても死んだわけではなく、そんなもんだという程度の表現なのだろうか。父親は母親と違って家庭で確固たる足場を持っていない。思えば私はどうなんだろうか。