#013 練馬まつり実行委員会委員長
山村 正雄さん
公開:2007.10.03
練馬まつりは今年で30回!
実行委員長みずからチラシに登場
毎年恒例の「練馬まつり」も、今年で30回を数えます。初回からこれまでの練馬まつりの企画・運営すべてに深く携わっていらっしゃる実行委員会委員長・山村正雄さんをたずねました。
山村さんは、75歳とは思えないほど明朗闊達でアグレッシブ!
練馬区千川通りにある小ぢんまりした祭り事務所が、さらに小さく見えるような大らかな方です(笑)。
さっそく刷り上がったばかりのチラシやポスターを見せていただいてビックリ! 練馬区独立60周年記念パレードのチラシの中央に、福福しい王様の姿でちゃっかり登場しています。
「これにはいろんなご意見がありましてね。ガハハ」と、いたって明るい山村さん。みずからお祭りイベントに飛び込んで楽しんでしまおうという心意気があふれています。
「今回もいろんな種類の広告を作りましたよ~。今が大詰めの大変なときで、お祭りだけにしっかりやらなきゃこっちがバンザイしちゃうよ」と、事務局ならではの多忙ぶりをジョークで笑わせてくれました。
どんな苦労も笑って乗り切る!
「練馬まつり」は天気が頼み
山村さんが最初に練馬まつりに携わったのは、なんと厄年の42歳(笑)。「40代というのは、勢いがあってね~。つい引き受けちゃって」ここまで続いてきたとか。
練馬まつりの前身である「54万・人間ひろば」から「区民まつり」を経て、そして現在の「練馬まつり」へ、という30年の歩みの中で、山村さんが関わらなかったのはほんの数回だそう。ここまで来るのにさまざまな苦難もあったことでしょう。
「やはり雨には困ったね。雨で出店できないお店には返金するとか、限られた予算の中でいろいろあるんですよ。3年前に雨が降ったときは大変でした。今は総合運動場になった、昔の中大グラウンドの辺 りなんか、粘土質で水はけが悪いから水溜りになっちゃって、コイが泳げるほどだったよ(笑)」
どんな苦労もあくまで笑ってのける山村さんなのでした。
今年は節目の30回。どんな目玉イベントがあるのでしょうか?
「何といっても『12人のヴァイオリニスト』でしょう。あの有名な…ほら、あの…高嶋ちさ子さん率いるグループです。練馬文化センターは1500人規模のお客さんを収容できるのですごいことですよ~」
若手ヴァイオリニストの名前は出てこなくても、イベントにかける意気込みは並ではありません。
「あと、パレードもすごいんだ! 浅草サンバカーニバルで上位入賞したグループを呼んでいるんだけれど、盛り上がるね~。男性が見たら、動きゃしないんだから(笑)」と、これまたあけすけなご発言。
練馬駅はここ数年の1日当たり乗降者数が15万人を越えるそうで、もっと人が集まってもおかしくない町だと山村さんは言います。
「あとは天気頼みですね~。練馬の最高の場を提供できるんだもの。みんなが集まってくれさえすれば、最高のイベントになると思いますよ!」
練馬の街にもっと息吹を!
一貫した商人の視点で
今日もマーケットをゆく
親子三代、山村一家は練馬生まれの練馬育ち。一貫して商売に携わってきたと言います。現在は、練馬で立ち上げたレディースファッションのお店をご子息に譲り、「プリティダイヤモンド」として受け継がれているそう。だから「練馬を歩けば、みんなたいてい僕のことを知っているんだよね」と、界隈ではすっかり有名人!?
そんな山村さんにお気に入りの場所をたずねると…。
「石神井公園はいつ行ってもいいですね。川沿いの桜はやはり見事です。あとは、小学1年生の頃によく遊んだお酉様の境内かな。大きな銀杏の木があってね、そこでよく遊びましたよ。街頭テレビもあってさ、力道山を見たっけ」と、懐かしげでした。
「そういえば、8月31日に練馬区観光案内所がオープンしましたね。せっかくできたからには、練馬の魅力をもっとアピールできたらいいなと思いますね。練馬ならではの『ねりコレ』や『ねりまの名品21』など販売の数を増やしたり、広く知らせたりしたらどうかな」
さすが商人! マーケットを見つめる視点の鋭い山村さんです。
「僕はね、何でもやってやろう! っていう現場主義でこれまでやってきたの。練馬はすばらしい街だけど、もっとよくなる可能性があるんです。だから今度の練馬まつりでいろんな人に来ていただけたら、さらにレベルアップできるはず」
これからも、積極的にマーケットリサーチをすべく、練馬の街を闊歩する山村さんに会えることでしょう。
実行委員長みずからチラシに登場
毎年恒例の「練馬まつり」も、今年で30回を数えます。初回からこれまでの練馬まつりの企画・運営すべてに深く携わっていらっしゃる実行委員会委員長・山村正雄さんをたずねました。
山村さんは、75歳とは思えないほど明朗闊達でアグレッシブ!
練馬区千川通りにある小ぢんまりした祭り事務所が、さらに小さく見えるような大らかな方です(笑)。
さっそく刷り上がったばかりのチラシやポスターを見せていただいてビックリ! 練馬区独立60周年記念パレードのチラシの中央に、福福しい王様の姿でちゃっかり登場しています。
「これにはいろんなご意見がありましてね。ガハハ」と、いたって明るい山村さん。みずからお祭りイベントに飛び込んで楽しんでしまおうという心意気があふれています。
「今回もいろんな種類の広告を作りましたよ~。今が大詰めの大変なときで、お祭りだけにしっかりやらなきゃこっちがバンザイしちゃうよ」と、事務局ならではの多忙ぶりをジョークで笑わせてくれました。
どんな苦労も笑って乗り切る!
「練馬まつり」は天気が頼み
山村さんが最初に練馬まつりに携わったのは、なんと厄年の42歳(笑)。「40代というのは、勢いがあってね~。つい引き受けちゃって」ここまで続いてきたとか。
練馬まつりの前身である「54万・人間ひろば」から「区民まつり」を経て、そして現在の「練馬まつり」へ、という30年の歩みの中で、山村さんが関わらなかったのはほんの数回だそう。ここまで来るのにさまざまな苦難もあったことでしょう。
「やはり雨には困ったね。雨で出店できないお店には返金するとか、限られた予算の中でいろいろあるんですよ。3年前に雨が降ったときは大変でした。今は総合運動場になった、昔の中大グラウンドの辺 りなんか、粘土質で水はけが悪いから水溜りになっちゃって、コイが泳げるほどだったよ(笑)」
どんな苦労もあくまで笑ってのける山村さんなのでした。
今年は節目の30回。どんな目玉イベントがあるのでしょうか?
「何といっても『12人のヴァイオリニスト』でしょう。あの有名な…ほら、あの…高嶋ちさ子さん率いるグループです。練馬文化センターは1500人規模のお客さんを収容できるのですごいことですよ~」
若手ヴァイオリニストの名前は出てこなくても、イベントにかける意気込みは並ではありません。
「あと、パレードもすごいんだ! 浅草サンバカーニバルで上位入賞したグループを呼んでいるんだけれど、盛り上がるね~。男性が見たら、動きゃしないんだから(笑)」と、これまたあけすけなご発言。
練馬駅はここ数年の1日当たり乗降者数が15万人を越えるそうで、もっと人が集まってもおかしくない町だと山村さんは言います。
「あとは天気頼みですね~。練馬の最高の場を提供できるんだもの。みんなが集まってくれさえすれば、最高のイベントになると思いますよ!」
練馬の街にもっと息吹を!
一貫した商人の視点で
今日もマーケットをゆく
親子三代、山村一家は練馬生まれの練馬育ち。一貫して商売に携わってきたと言います。現在は、練馬で立ち上げたレディースファッションのお店をご子息に譲り、「プリティダイヤモンド」として受け継がれているそう。だから「練馬を歩けば、みんなたいてい僕のことを知っているんだよね」と、界隈ではすっかり有名人!?
そんな山村さんにお気に入りの場所をたずねると…。
「石神井公園はいつ行ってもいいですね。川沿いの桜はやはり見事です。あとは、小学1年生の頃によく遊んだお酉様の境内かな。大きな銀杏の木があってね、そこでよく遊びましたよ。街頭テレビもあってさ、力道山を見たっけ」と、懐かしげでした。
「そういえば、8月31日に練馬区観光案内所がオープンしましたね。せっかくできたからには、練馬の魅力をもっとアピールできたらいいなと思いますね。練馬ならではの『ねりコレ』や『ねりまの名品21』など販売の数を増やしたり、広く知らせたりしたらどうかな」
さすが商人! マーケットを見つめる視点の鋭い山村さんです。
「僕はね、何でもやってやろう! っていう現場主義でこれまでやってきたの。練馬はすばらしい街だけど、もっとよくなる可能性があるんです。だから今度の練馬まつりでいろんな人に来ていただけたら、さらにレベルアップできるはず」
これからも、積極的にマーケットリサーチをすべく、練馬の街を闊歩する山村さんに会えることでしょう。
(2007年10月3日更新)
数種類ある広告のひとつ、
総合運動場と
すずしろステージのプログラム
練馬文化センターと
ふれあいひろばのプログラム
雨に降られてしまった
2005年(第28回)の練馬まつり
それでも多くのお客様が来場
2006年(第29回)の練馬まつり
2006年(第29回)の練馬まつり
2006年(第29回)の練馬まつり
男性も女性も釘付け!の
サンバカーニバル
約30年、練馬まつりの実行委員長をつとめる。若い頃から一貫して商売をしてきた経験から、徹底した現場主義。親子三代、生まれも育ちも練馬という生粋の「ねりま人」は、わが街・練馬をさらに活性化するためのアイディア収集に余念がない。千川通り沿いの「プリティダイヤモンド」ではご子息がレディースファッション店を営業中。
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