照姫さま役が決まったときは
夢みたい…
家族の応援のお陰です

毎年４月の後半に都立石神井公園とその周辺で行われている『照姫まつり』ですが、今年は５月13日（日）に開催されます。そのプレイベントとして、「石神井城・照姫ゆかりの地を歩こうウォークラリー」が、４月15日（日）に開催されました。照姫さまの近くを一緒に歩きながら、写真を撮ったり様子をうかがったり…、その後で第20代照姫さま役の村田悠子さんにインタビューしました。

　当日は晴れ！　新緑の美しい石神井公園の園内を、衣裳を身にまとった照姫さまが歩いています。衣裳担当のスタッフからお聞きしたのですが、この打掛けは全面に刺繍が入っているのでとても重いそうです。そんなことも感じさせず、扇を身体の中心に持ち、姿勢よくゆっくりと歩く姿が美しい照姫さま。ウォークラリーのコースは、石神井公園野外ステージ～けやきひろば～三宝寺池～殿塚・姫塚～厳島神社・浮見堂～石神井城址の碑。参加した人はもちろん、たまたま園内を散歩していた人からも「きれい～！」「当日、楽しみにしているよ！」という声援がかかります。照姫さまは明るくやさしい笑顔で握手をしたり、手を振ったりして応えていました。とても和服が似合って堂々とした悠子さんは、今年、高校生になったばかり。

「記念すべき第20代照姫さま役に決まったときは、本当に夢のようでした。２月の公開オーディションの時には、家族も会場に応援にきてくれて、私以上に緊張したと言ってました（笑）。でも、家族の支えがあったからこそ演技にも集中できたと思うし、感謝しています」
　今年のオーディションは例年よりハードルが高く、自己PRに加えて自由演技があり、悠子さんは中学校の総合学習で習った"み神楽"を披露。三つ編み・はかま姿でしっかり演技し、照姫さま役が決まった瞬間の笑顔はまさに輝いていました！

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人と接することが大好き
照姫まつりで多くの人と
ふれ合いたい

　先日、殿様役・歌手の田辺靖雄さんと奥方役・九重佑三子さんご夫妻と悠子さんの３人で照姫まつりポスター用の写真撮影があったそうです。「やはり田辺さんと九重さんはオーラがあってすごいな～と思いました。私も女優さんとか憧れます」小さい子どもが好きなので、将来は保育士さんとか子どもと接する仕事ができたらいいなと思っているそうです。

　照姫まつり本番まであと少しですが、悠子さんはどんな照姫さまを目指しているのでしょうか？「みんながあったかい気持ちになれるような、笑顔でやさしい照姫さまになりきりたいです。人と接することが大好きで、多くの人とふれ合いたいと思っているので、気軽に声をかけてください。当日が待ち遠しくて楽しみです！　一番気をつけているのは、当然のことですが健康管理。病気にならないように心がけています」

　練馬区で好きな場所はどこか尋ねると「自然がいっぱいの石神井公園が好きです。祖父母の家が近くにあるので、幼いころからお昼にお弁当を持って家族で来ていた思い出があります。あとは、大泉学園通りの長く続く桜並木。家の近くなので毎日通ってますが、今年もとってもきれいでした」人と自然が大好きな照姫さま！　照姫まつり当日も、またその笑顔でみんなをハッピーにしてくださいね。

(2007年5月1日更新）