特集記事 Reviews
#007 (株)JTBパブリッシング
千葉和子さん・末澤有佳子さん
練馬区在住でも在勤でもない。
だけど、
練馬区にとっ〜ても詳しいから
ねりま人!
『るるぶ練馬区』待望の新版が2007年3月23日に発行されました。フレッシュ野菜たちが踊っている感じの明るい表紙。ページをパラパラするだけで、出かけたい!食べたい!という能動的な気分に。風景や食べ物、人物の写真も多用され、誌面から楽しさパワーや情報が溢れ出て、まだ知らない練馬区を発見できそう。そんな『るるぶ練馬区』にどっぷり携わったJTBパブリッシング・広告営業一課の千葉和子担当課長、そして営業部の末澤有佳子宣伝課長を訪ねました。
前回・今回とも担当した千葉さんは、区内をくまなく歩き回って見聞きした蓄積でかなりの練馬通! 全国の観光ガイドブックを手掛けるプロの目から見た練馬区の観光はどう写っているのか…気になるところ。
「2002年6月に練馬区商工観光課からガイドブック作成の問い合わせがあったときには、練馬区で観光?無理でしょう、という社内の声が多かったのは事実です。当時、私は営業部で書店回りをしていたので、書店の人の“東京の人が買う東京のガイドブックがほしいね”、というつぶやきを聞いたことがありました。自分でも会社と家の往復で地元のことをほとんど知らないし知る機会もない、そんなガイドブックがあったらいいなとも思いました。何より練馬区商工観光課の方が練馬の良さを一生懸命に語ってくださったことが大きいですね。農地が多い、牧場がある、テーマパークもある、由緒ある神社がたくさんあるなど、そして人口は70万人、これはいけるかも!と思うようになりました。『見る・食べる・遊ぶ』の語尾を取ったのが『るるぶ』のネーミングの由来、観光って大上段に構える必要はないんですよ。この3拍子が揃った練馬区は立派な観光地です」
千葉さんの語り口調は軽快で楽しく聞き入ってしまいます。
23区内で先陣をきった
『るるぶ練馬区』は想像以上の反響!
こうして『るるぶ練馬区』は、2003年11月に発行。行政と発行会社がタッグを組んだ23区内初の観光ガイドブックとあって大変注目され、各メディアで取り上げられました。発行部数など営業部の立場から末澤さんに聞いてみました。
「やはり前回版のときは、どれだけ売れるのか手探り状態で様子をみながら印刷してました。気がつけば重版を繰り返し、目標値を大幅に超えて60,000部! 在庫もまったく無くなってしまいました。この実績から今回は初版からどんと44,000部印刷しましたが、お陰様で好調な売れ行きとのデータが出ています。『るるぶ練馬区』が発行されてからは他の区や市からの問い合わせも多く、数年の間に江東区、杉並区、港区など都内の区市名のタイトルがついたガイドブックが続々と発行され10冊を超えました。『るるぶ練馬区』の影響力は相当大きかったです!」
と、スマイルの末澤さん。
新版の内容を千葉さんにお聞きしました。
「今回は前号よりパワーアップして16ページ増になっています。でも内容は単にデータの焼き直しではありませんよ。前号では練馬区在住の方をターゲットにした編集方針でした。公園紹介も並列的にデータ情報として、こんなにあるよという感じ。今回は区内はもちろん区外の人も意識して編集しています。公園紹介でも小さなお子様がいるならこの公園でこんなふうに遊べる、というように掘り下げています。素敵な風景を見て食べて遊んでと、ストーリーを感じてもらえるように。また農業体験やアニメにも力を入れています。編集スタッフも全員替えているので、視点も違うはず。前号をお持ちの人も、ぜひ2冊揃えていただければ…あれっ、宣伝っぽい!?(笑)」
千葉さんのこの元気なエネルギーが行間に表われているんだなあ〜。
練馬区は地産地消ができる
贅沢な観光地
たくさんの人が訪れる街に
なってほしい
練馬区で好きな場所を訪ねると、千葉さんが素早く答えてくれました。
「光が丘美術館の一帯がお気に入りです。ここは美術館もいいですが、古民家を利用したおそば屋さんがあり、こだわりの庭もあり、とても優雅で贅沢な場所。あとは、みやもとファームのお肉がすっごくおいしかった。一緒に行こうよ、末澤さん!」
「行きた〜い、ぜひ連れてって。私、実は練馬区にはウン年前に豊島園に行ったきりで、何も知らないんです…」
「じゃあ、ほら『るるぶ練馬区』を片手に出かけましょう(笑)。この仕事を通して区内のいろんな人とお会いして、地元愛の強い人が多くて良いなあと思いました。地方の観光地ではリピーターを増やすことに必死ですが、練馬区は都心ゆえに交通費も安くすむし、気に入れば何度だって行ける、緑が豊かで地産地消ができる贅沢な観光地です。区内を歩いて気になったのは、看板がちょっと少ないこと。駅や道路に『○○公園→』とか立派でなくてもいいので看板を増やしてもらえたらと思います。練馬区にたくさんの人が遊びに来ることを願ってます!」
だけど、
練馬区にとっ〜ても詳しいから
ねりま人!
『るるぶ練馬区』待望の新版が2007年3月23日に発行されました。フレッシュ野菜たちが踊っている感じの明るい表紙。ページをパラパラするだけで、出かけたい!食べたい!という能動的な気分に。風景や食べ物、人物の写真も多用され、誌面から楽しさパワーや情報が溢れ出て、まだ知らない練馬区を発見できそう。そんな『るるぶ練馬区』にどっぷり携わったJTBパブリッシング・広告営業一課の千葉和子担当課長、そして営業部の末澤有佳子宣伝課長を訪ねました。
前回・今回とも担当した千葉さんは、区内をくまなく歩き回って見聞きした蓄積でかなりの練馬通! 全国の観光ガイドブックを手掛けるプロの目から見た練馬区の観光はどう写っているのか…気になるところ。
「2002年6月に練馬区商工観光課からガイドブック作成の問い合わせがあったときには、練馬区で観光?無理でしょう、という社内の声が多かったのは事実です。当時、私は営業部で書店回りをしていたので、書店の人の“東京の人が買う東京のガイドブックがほしいね”、というつぶやきを聞いたことがありました。自分でも会社と家の往復で地元のことをほとんど知らないし知る機会もない、そんなガイドブックがあったらいいなとも思いました。何より練馬区商工観光課の方が練馬の良さを一生懸命に語ってくださったことが大きいですね。農地が多い、牧場がある、テーマパークもある、由緒ある神社がたくさんあるなど、そして人口は70万人、これはいけるかも!と思うようになりました。『見る・食べる・遊ぶ』の語尾を取ったのが『るるぶ』のネーミングの由来、観光って大上段に構える必要はないんですよ。この3拍子が揃った練馬区は立派な観光地です」
千葉さんの語り口調は軽快で楽しく聞き入ってしまいます。
23区内で先陣をきった
『るるぶ練馬区』は想像以上の反響!
こうして『るるぶ練馬区』は、2003年11月に発行。行政と発行会社がタッグを組んだ23区内初の観光ガイドブックとあって大変注目され、各メディアで取り上げられました。発行部数など営業部の立場から末澤さんに聞いてみました。
「やはり前回版のときは、どれだけ売れるのか手探り状態で様子をみながら印刷してました。気がつけば重版を繰り返し、目標値を大幅に超えて60,000部! 在庫もまったく無くなってしまいました。この実績から今回は初版からどんと44,000部印刷しましたが、お陰様で好調な売れ行きとのデータが出ています。『るるぶ練馬区』が発行されてからは他の区や市からの問い合わせも多く、数年の間に江東区、杉並区、港区など都内の区市名のタイトルがついたガイドブックが続々と発行され10冊を超えました。『るるぶ練馬区』の影響力は相当大きかったです!」
と、スマイルの末澤さん。
新版の内容を千葉さんにお聞きしました。
「今回は前号よりパワーアップして16ページ増になっています。でも内容は単にデータの焼き直しではありませんよ。前号では練馬区在住の方をターゲットにした編集方針でした。公園紹介も並列的にデータ情報として、こんなにあるよという感じ。今回は区内はもちろん区外の人も意識して編集しています。公園紹介でも小さなお子様がいるならこの公園でこんなふうに遊べる、というように掘り下げています。素敵な風景を見て食べて遊んでと、ストーリーを感じてもらえるように。また農業体験やアニメにも力を入れています。編集スタッフも全員替えているので、視点も違うはず。前号をお持ちの人も、ぜひ2冊揃えていただければ…あれっ、宣伝っぽい!?(笑)」
千葉さんのこの元気なエネルギーが行間に表われているんだなあ〜。
練馬区は地産地消ができる
贅沢な観光地
たくさんの人が訪れる街に
なってほしい
練馬区で好きな場所を訪ねると、千葉さんが素早く答えてくれました。
「光が丘美術館の一帯がお気に入りです。ここは美術館もいいですが、古民家を利用したおそば屋さんがあり、こだわりの庭もあり、とても優雅で贅沢な場所。あとは、みやもとファームのお肉がすっごくおいしかった。一緒に行こうよ、末澤さん!」
「行きた〜い、ぜひ連れてって。私、実は練馬区にはウン年前に豊島園に行ったきりで、何も知らないんです…」
「じゃあ、ほら『るるぶ練馬区』を片手に出かけましょう(笑)。この仕事を通して区内のいろんな人とお会いして、地元愛の強い人が多くて良いなあと思いました。地方の観光地ではリピーターを増やすことに必死ですが、練馬区は都心ゆえに交通費も安くすむし、気に入れば何度だって行ける、緑が豊かで地産地消ができる贅沢な観光地です。区内を歩いて気になったのは、看板がちょっと少ないこと。駅や道路に『○○公園→』とか立派でなくてもいいので看板を増やしてもらえたらと思います。練馬区にたくさんの人が遊びに来ることを願ってます!」
(2007年4月5日更新)
書店組合で「るるぶ練馬区」専用の
保存カバーを作成してくれました。
情報も盛りだくさんで、
農業やアニメの特集もあり
グルメも充実。
プロフィール
千葉和子さん・末澤有佳子さん
千葉和子さん(写真左)
(株)JTBパブリッシング
広告部 広告営業一課
担当課長
『るるぶ練馬区』の立ち上げから区内を隅々まで照らし歩き、おもしろいもの、おいしものは見逃さないわよ!っていうマインド。泣く子もだまる“ねりま姉さん”ここに参上。
末澤有佳子さん(写真右)
(株)JTBパブリッシング
営業部 宣伝課長
『るるぶ練馬区』の印刷部数を決めたり、書店交渉をしたりと販促に奔走する営業部で、日々売上増進の宣伝活動にいそしんでいる。売上は末澤さんの細腕にかかっているのだ。