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はじめてでも安心!「みどりバス」氷川台ルートの乗り方&プロに聞いた路線の秘密

公開:2026.04.16
著者:ねりま観光センター

はじめてでも安心!「みどりバス」氷川台ルートの乗り方&プロに聞いた路線の秘密

練馬の街中をスイスイ走る、愛らしい「ねり丸」デザインのちょっと小柄な緑色のバス、見たことありますか?

今回は、地域の足として親しまれている「みどりバス」の氷川台ルートを徹底取材!
『一度乗ってみたいけど、普通のバスと何が違うの?』という初心者さんのために、改めて詳しい乗り方をわかりやすくガイドします。
さらに、運行を支える運転士さんや練馬区交通企画課の方へのインタビューも敢行。中の人だからこそ知る路線の秘密や、こだわりの舞台裏まで、みどりバスの魅力をたっぷりお届け!ぜひチェックして、一度乗車してみてくださいね!

1.まずは今日から乗れる!乗り方ガイド

 

1.まずは今日から乗れる!乗り方ガイド

 

 
 
初めての方でも迷わない、かんたん5ステップです。

① 【バス停を見つける】緑の看板が目印

バス停の「行き先」と「ルート名」を確認して待ちます。氷川台ルートは、丸い看板に緑のラインが目印!
少し小さめなので見落とさないでくださいね。

② 【乗る】「前」のドアから

運賃は「前払い」です。乗車前に支払い準備をお願いします。

③ 【運賃を支払う】運賃一覧 

・大人:230円(現金・IC共通)
・小児(小学生):120円(IC利用時は115円)
・シルバーパス: 運転士さんに提示で乗り降り自由!
[シルバーパスの詳細はコチラ(https://www.city.nerima.tokyo.jp/hokenfukushi/koreisha/nichijo/silver_bus.html)]

★★現金でお支払いの場合の注意点★★
・運賃を直接お支払いください(おつりが出ます)。
・千円札以外の高額紙幣はお取扱いできませんのでご注意ください。

④ ⑤【降車を知らせる・降りる】ボタンを押して「後ろのドア」から

バスが完全に止まってから席を立ち、後ろのドアから降車します。
 
 
 
 

2. 【発見!】大きなバスは通れない「あの道」もスイスイ。
コンパクトな車体だからこそ出会える景色
 
 
 

2. 【発見!】大きなバスは通れない「あの道」もスイスイ。
コンパクトな車体だからこそ出会える景色
 
 
 

 
 

大通りを離れて路地へ入った瞬間、『ここを通るの?』とハラハラするほど家々の軒先が迫ります。
そこで注目したいのが、運転士さんの鮮やかなハンドルさばき。厳しい角も切り返さずに吸い込まれるように通過していきます。
コンパクトな車内なので、そんなテクニックも間近で確認できます。対向車とのすれ違いも、可愛らしいサイズの車体なら難なくクリア。この「スイスイ感」こそ、乗車して初めて実感できる最大の魅力かも。

 

「車内は意外とコンパクト」だからこその一体感

 

実際にみどりバスに乗ってみると、そこには驚くほどコンパクトな空間が広がっています。今回乗車したのは、座席数10席ほどの小型バス、その名も「ポンチョ(定員36人)」。大きな路線バスを見慣れていると少しびっくりしますが、このサイズだからこそ、アットホームで落ち着く安心感が生まれているのでしょうね!
また、道幅の狭い道路を走行するルートにおいては、この「小型であること&小回りのよさ」が、最大の武器であると感じました。
 
 
 

 
 
運転士さんとの距離も近く、まるで大きな乗用車に揺られているような感覚。駅近くのバス停では、多くのお客さんが慣れた様子で乗り降りしていきます。
東武練馬駅近くの細い一本道に入ると、車窓のすぐ外には地元のパン屋さんや、歴史ある「富士塚」など、街の魅力が次々と目に飛び込んできます。大きなバスでは通れない生活道路を縫うように走るからこそ、街の息遣いをこれほど間近に感じられるのでしょう。
単なる移動手段を超えた、このバスならではの身近さ。駅前のにぎわいと住宅街をダイレクトにつなぐ、無駄のないスマートな設計に納得のひとときでした。
 
 
 
 
 
  

3. 【現場の声】「安全・便利」を支える、プロたちの想い

今回は、最前線で運行を担う国際興業バスと、路線の計画を支える、練馬区都市整備部交通企画課に、それぞれのこだわりを伺いました。

[運転士さんにインタビュー] 毎日を安全に。運転士が大切にしている「技と心」


Q:狭い道ですれ違う際、一番気をつけていることは何ですか?
A:一番のこだわりは『早めの状況判断』です。
対向車を確認した瞬間に「どこですれ違うのがベストか」を予測し、無理に進まないよう意識しています。同時にお客様の動向や周囲の歩行者・障害物にも常に気を配ります。「心にゆとり」を持った運転を心がけています。
 
 
Q:お仕事の中で、どのようなときにやりがいを感じますか?
A:地域の皆様の「日常」を支えていると実感できることです。
降車時に『いつもありがとう』『助かっています』といったお言葉をいただくと、乗務中の緊張感が報われ、この仕事を続けていて本当に良かったと心から実感します。
 
 
Q:一日の大まかなスケジュールを教えていただけますか? 
A:この図のようになります。(お話を伺ってA Iで作成したイメージです)
 

 
 
Q:ずばり、このお仕事にはどのような方が向いているのでしょうか?
A:技術以上に「慎重さ」と「思いやり」がある方です。
運転技術はもちろん大切ですが、それ以上にお客様を安全に送り届けるという強い責任感、そして何事にも焦らず冷静に対処できる忍耐強さが必要だと感じています。
 
 

 
 
 
 

[交通企画課にインタビュー] もっと便利により良い交通環境を目指す、企画の裏側
 
Q:平成3年の運行開始時、狭い路地をルートにするために、どのような調整を重ねたのでしょうか?
A:警察や地域の方々と、対話を重ねながら進めてきました。
平成3年に運行を開始した練馬区シャトルバスは、はじめは半年間の試行運行という形で始まりました。その後、利用者へのアンケートを行い、翌年度に本格運行をすることとなるのですが、バスを運行する際には、ルートはもちろんですが、どこにバス停を置くかということも考える必要があります。バス停をその場所に置いてもいいか、危険ではないかなど、警察や土地の所有者と話し合いを行い設置しています。 バス停の設置や移設は、安全な場所を確保するのが難しい場合も多いため、すべてがゼロからのスタートだった当時は、今では想像もつかないほどの苦労があったはずです。
 
 
Q:運行開始当初から現在の「みどりバス」に至るまで、デザインのこだわりはありますか?
A:練馬区独立60周年を機に、より「身近な存在」へと進化しました。
運行開始当初(シャトルバス時代)は、一般の路線バス車両を使用していました。転機となったのは平成19年です。練馬区独立60周年を迎え、より親しみを感じていただけるよう公募を行い、現在の「みどりバス」のデザインに統一されました。
実はシャトルバス時代には、21世紀記念イベントとして、区内在住の漫画家・松本零士さんがデザインしたバスが走っていたこともあるんですよ。
 
 
Q:コミュニティバス特有の、意外な相談事例などはありますか?
A:地域ならではの「目的地」のお問い合わせがあります。
コミュニティバスならではの特徴として、「〇〇病院へ行きたい」「〇〇スーパーの最寄りバス停はどこ?」といった、生活に密着した場所への行き方について、お問い合わせをいただきます。
時には私たちも知らない施設があり、地図を片手に一生懸命探し当てることも。大変ではありますが、無事にご案内できたときは、まさに「地域の足」としての役割を実感できる瞬間です。
 
 

安全に気をつけながら、あなただけのお気に入りの「ねり丸」をぜひ探してみてくださいね。

 
 
 
「みどりバス」の車体には、練馬区の公式アニメキャラクター「ねり丸」が可愛らしくデザインされています。
乗る前や降りたあとに、ぜひ車体をじっくり眺めてみてください。正面、側面、そして後ろ側……。いろいろなところに、愛くるしい表情のねり丸が隠れています。
 
「今日はねり丸と一緒に移動しているんだ」と思うと、いつもの見慣れた道も、少し違って見えるかもしれません。練馬の街角で、今日もねり丸があなたを待っています!

 
 
 
【お願い】
取材は特別な許可を得て、ご利用の皆様にもお声がけの上行っています。車内ではマナーを守り、運転を妨げることの無いようご注意の上ご利用ください。
 
 
↓便利なみどりバスの時刻表やルートはこちらをチェック!
https://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/sumai/bus/jikokuhyo/index.html