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ねりま人#135 ねりまだいこん。

公開:2026.01.05
著者:ねりま観光センター

ねりま人#135 ねりまだいこん。

▲厳かな雰囲気で新年を迎える二人。反省中ではありません


<プロフィール>
「ねりまだいこん。」は、練馬ナビゲーター芸人。
練馬区に特化した芸人として地元の魅力を全国に発信。
「練馬区あるある」や「大根ギャグ」を通じて、
楽しく地域の魅力を伝えることをモットーに活動中!

だいこん(影山 直柔/かげやまなおなり)
1980年9月26日生まれ、B型。趣味はギター・プロレス観戦。
ほぼ向かって左側。大根着ぐるみの人。なお、好きなおでんの具は白滝。
むらむらの(村野 俊一/むらのとしかず)
1980年9月8日生まれ、A型。趣味は映画鑑賞と競馬、サッカー観戦。
ほぼ向かって右側。細い人。ツッコミ担当。意外と寡黙。

■お参りは白山神社が定番!まずは新春のお慶びコメントから

■お参りは白山神社が定番!まずは新春のお慶びコメントから
▲目を離すとすぐにはしゃぐ二人「キャハッ!」

――早速ですが、新春のメッセージをいただいて良いですか?

練馬って今年で何周年でしたっけ?あ、79年ですか。惜しいな。80年だとキリが良かったですね。。。
まあ良かったところで何か思いついてるわけじゃないんですけどね。

思いつかないのかい!

あけましておめでとうございます!

それ単なる挨拶でしょ。。。

いやいや、ここからよ。僕、毎年白山神社にお参りに行ってます。

――おっ!南町小のそばですね!立派な御神木が有名です。何をお願いしてるのですか?

一年、健康でいられますようにって。健康第一ですからね。

普通だな!皆さんへのメッセージだよ!!あ、あけましておめでとうございます!!
昨年は練馬のみなさんに大変お世話になりました。今年も頑張ります!
ぜひねりまだいこん。をよろしくお願いいたします!!

■練馬が先か名前が先か。もしかしたら意外な芸名になっていた?!

――練馬で活動されていますが、そもそもなぜ練馬なんですか?

僕は練馬生まれなんです。実は練馬で活動を始める前に改名したんですよ。ですので、この土地で頑張るぞ!練馬を背負うぞ!とか考えず、まず名前が先行しました。芸名が決定すると、急に「練馬の芸人なのね!」みたいな声が増えて、農業祭などに呼ばれるようになりました。ちなみに最初はこのだいこん着ぐるみも着てませんでした。

▲練馬を意識せず「ねりまだいこん。」と命名するセンス!

ーーねりまだいこん。の「。(マル)」が付いているのは、何か特別な理由や意図があリますか?

画数を調べてもらったら、「ねりまだいこん」だけだと悪いみたいで何か足さないと運気が下がると言われました。

――芸名の画数って、芸能界あるあるでこだわるものなんでしょうか?

いやぁ〜、特にないと思いますよ。僕らの場合、村野がいっとき、スピリチュアルにどハマりしている時期があって。(シンミリ)

はまってねぇよ!どうせなら、くらいで調べたんだよ!!

――改名された理由や背景があれば教えてください。

改名は13年くらい前なんですけど、当時、ネット番組の企画の中で“罰ゲームで改名”っていうのがあったんですよ。世の中もそうだったじゃないですか。細木数子さんが出てきたり、海砂利水魚からくりぃむしちゅーさんですとか、バカルディからさまーずさんとか。ネット番組も流行りに乗ったんでしょうね。ある時、単独ライブをやりまして、そのエンディングで改名コーナーがあって、その中の候補の一つが「ねりまだいこん。」でした!お客様に拍手で決めてもらったんです。
ちなみに他の候補は、確か“ガンバルズ”とか“影山直柔とイーグルス”とか。あとは“影帽子”ですかね。僕が影山で、村野が当時よくキャップをかぶってましたので。

――いやぁ、どれもいいですね。一周回っていいですね!かつて練馬区でここまでねりまだいこん。さんの過去を掘り下げたことは無かったんじゃないでしょうか?

いえ、ちょいちょい話してるんですけど、全部カットされてるんです。どんだけ長編になってもいいので、今回は採用してください!!(必死)

■二人のお笑いへの入り方は全く別物。

――お笑いが好きになったきっかけや幼少期、どんな子どもだったかなど、エピソードはありますか?

僕はお笑いじゃなくてバンドをやってたんですよ。ビジュアル系ってわかるかなー。。。流行ったんですよ。中学生の頃、モテたくてエレキギターをやってたんですけど、中三の時に後輩に向けて催す卒業イベントみたいなのがあって、その時期になると全男子生徒が急にバンドをやり始めるわけですよ。モテたいから(2回目)。で、そうなると競争率が高くなって、僕は『ビジュアル系じゃない』って理由でメンバーから外されて。
それが悔しくて、残ったメンバーを集めてお笑いをやったんです。バンドは結果的に今でいうところのイケメンみたいな子たちがやってて、僕らは初めて自分で書いたネタで勝負したんですけど、めちゃくちゃウケたんですよ。いやあれですよ?先生のモノマネとか、考えれば内輪ネタばっかりだったんですけど。ザ・ドリフターズさんみたいな集団コントをやって。そこからお笑いの方がいいなと。
いまだにこれを超える笑いが起きたことはないんですけど。

――・・・ハハァ。つまり、原点にして頂点だったと。

オイ!!上手いこと言うな!!

失礼な。体育館が揺れるくらいウケたんですから。あまりの揺れに、天井に挟まってたバレーボールが落ちてきたくらい、、、

これは嘘ですね。はい。僕は単純に面白い人が好きだったんですよ。だからお笑い界に踏み込めば、もっと面白い人に出会えるんじゃないかなって。憧れみたいなものから入ってます。

――面白い方には出会えましたか?

入った瞬間からもう全然違いましたね。ま、言うほど会ってはいないんですけど。

僕ら最初は松竹芸能に所属してました。ですので、ますだおかだの岡田さんですとか、アメリカザリガニさんですとか。ネタが面白いのは当然なんですけど、何て言うのかな。もう普段から面白いんですよ。決して変人とか破天荒とかじゃないんです。クロちゃんもそうですけど、普通のなんでもない会話がすでに面白い。クロちゃんなんか今もう、トリオとかネタじゃなくって、人間の面白さだけでT Vに出てますからね。すごいと思います。世の中が気づく前から僕は彼の才能に気づいていたのが自慢です!

▲僕たちだって面白いもんねー!ねーっ!な二人

■大手芸能事務所からフリーランスでの挑戦!

――松竹芸能養成所からフリーになって不安はなかったのですか?

我々は“初代・脱竹”ですからね!当時はあの松竹を辞めるなんて御法度もので、そんな芸人はいませんでした。我々の後にキンタローとかさらば青春の光とかが売れてきて。。

我々だけが売れてないと。笑

外の世界が見てみたい、と言うものありました。事務所に居ても仕事がめちゃくちゃあったわけじゃないですし。松竹の養成所入って、松竹の中でしか芸人と触れ合えなくて、これでいいのかな?もし別の事務所に行ったらどうなるのかな?って思っていたのは事実です。

▲オレら、事務所の枠に収まっていいのカナ・・って

カッコつけてるなぁ。。。

イヤイヤ!ほんとだから!!これはネタとかじゃないよ!事務所辞めると、干された・・・みたいな風潮ってあるじゃないですか。何年間は活動禁止です、とか。だからね、「僕たち、干されたりしますか?」って確認したんですよ。そしたら当時のマネージャーが『もう干されてるみたいなもんだろ』って。

ひどい!笑。とにかく、勝手にしろ!みたいな感じでしたね〜。

――その、「脱竹」されてからの一番最初の仕事、あるいは印象に残っている仕事ってどんなものがありますか?

単独ライブをやり始めたことですかね!年に2回、新宿とかです。松竹在籍時は「単独ライブをやりたい!」と言っても、『まだ早すぎる!』と許可が出ませんでしたから。お客様で席が埋まらないとダメなので、ある程度TVに出てからじゃないといけないとか、結構ハードルが高かったんです。

リスク込みで開催なので、チケットも必死に手売りしました。100〜200人のキャパは埋められたので、自分たち次第でどうにでもなるんだ!と自信になりました。

――やっぱりご苦労されてるんですね。さて、最近YouTubeチャンネルでナイツの塙(はなわ)さんと【練馬ヤッホー】をやられてると思うのですが、その撮影裏話などを教えていただけますか?

▲YouTube「練馬ヤッホー」より。とあるご縁から塙さんとご一緒する(画像提供:ねりまだいこん。影山さん)

塙さんとは元々全然面識がなかったんですけど、塙さん、実は練馬に住んでもう20年くらいなんですよ。それで、ラジオ番組で『練馬にねりまだいこん。って言う大根の着ぐるみを着た芸人がいるんだ』と結構話してくれていて。相方の土屋さんは『そんな嘘みたいな芸人、いるんだ?』的な掛け合いで気にしてくださり、ある時ナイツ塙さんが会いたい人のゲストで、塙さんのYouTubeチャンネルに呼ばれたのが交流のきっかけです。で、練馬のとある団体の新年会に僕が塙さんを呼びまして。闇営業なんですけど。

闇じゃないね。真っ当な営業だね。普通の。

そこの楽屋で『こんな企画面白いから、練馬でやりなよ!』ってアドバイスをくれたのが、練馬ヤッホーなんですよ。その他にもYouTubeでこんなことしたらいいんじゃない?ってご提案ももらったり。

※塙さんはご出身が千葉なこともあり、J:COM千葉で「東葛ヤッホー」と言う番組を担当されており、その派生系を提案してくれたのだそう。

――えぇ〜めちゃいい人じゃないですか!いやぁ、そんなことから番組って始まるんですね。エピソード、ありがとうございます!

■みんな気になるアノ秘密。大根着ぐるみの謎について。

▲さあ!写真に目が止まったアナタ!大根着ぐるみは全部でいくつ?
(この写真から探すクイズではないです)

――区民のみなさんが気になると思うのでお聞きしますが、その大根のユニフォームっていうのは何着くらいお持ちなんですか?

これ、ユニフォームなんだ。。。これ何だ?服なの?肌なの?!

どっちでもいいんだよ。それを何着持ってるかって話だよ。

(落ち着きをとり戻して)ええと、、今はこれ以外に2着あるんですけど、1着は松本零士先生にサインしていただいて、もう1着はアントニオ猪木さんからサインをいただいたので、これは永久保存版ということでもう着れません。洗濯できませんからね。
さらにもう1着、別のもあったのですが、ファンの方の結婚式で司会した時に記念にプレゼントしちゃいました!

――うわ!有名人のサインもすごいけど、気前もいいですね。ということは実質1着を着続けていると。

あとは「有吉の壁」に出た時に池にダイブしてダメにしましたね。なので、この特注着ぐるみは合計5〜6着存在したことになります。

あとはほら、盗まれたこともあったじゃない。

ああ、そうそう。7〜8年前かな?イベントかロケだかの休憩中に脱いで置いといたら無くなってて。うわマジか!と思って警察に行って被害届を出して「大根(着ぐるみ)を盗まれました」って言ったら『農家の方ですか?』って。違うわ。

まあ、紛らわしいですよね。

でもその後もしばらく見つからなくて。そしたらある時『着ている人を見たよ』って目撃情報が多数寄せられて。

UMAじゃないんだから。

※Unidentified Mysterious Animalの略。科学的に存在が証明されていない未確認生物のこと。

盗まれちゃった日の夜、ライブがあったんですけど、着ぐるみがないので僕、私服でそのまま出たら変な空気になっちゃって。ちなみに、練馬経済新聞にもそのネタで記事が掲載されてるんですけど。

――災難でしたけど、聞く分には面白いエピソードですね!

■練馬区のおすすめスポットは二人揃ってあの施設!

――ところで練馬のあちこちを営業やYouTubeで回られていると思うんですけど、ねりだい。さんのおすすめスポットとかありますか?

▲度重なる区内での営業で、忖度スキルを身につけているお二人

これ、忖度とか必要ですか・・・?(要りません!)僕は普通に庭の湯さんですかね。ユナイテッドシネマとしまえんさんとセットでよく行きますね。

映画館には僕も行きます!公開から少し時間を空けて、かつレイトショーを観るのがオススメです。程よくゆとりがあって、リラックスして観れるので穴場ですね。何より音響が良いので映画を観たー!っていう満足度が高いと思います。

この間も映画館に行ったらKじゃないほうの姉妹が居て。『元気〜?』なんて。で、そのあと庭の湯行ったらまた居て。鉄板コースなんですね、その2つの組み合わせ。あ、A姉妹とは今みたいに売れる前はよく我々のチャリティライブに出演してくれていたんです。今も毎年声をかけてるんですけど、スケジュールが合わないみたいで。でもしょっちゅうLINEで連絡は取ってますよ。

店で言うと、江古田に“たこ焼きあきない”ってとこがあるんですけど、そこにも良く行ってますね。北口を出てゆうゆうロードに入り、二股に分かれるところを税務署通り方面に進んだ先です。ミラベルだったところがスギ薬局に変わって、その先です。
(・・・めちゃくちゃ練馬ローカルに詳しい説明の仕方!)
店には僕らの歴代ライブのチラシが全部貼ってあります。『YouTubeを観た』って言ってくれるとトッピング無料です。

ちゃんと観てから言ってくださいよ!再生回数チェックしてますからね!頼みますよ!!

――最後に今後の展望や野望があれば教えてください。

やっぱり我々はTVを観て育ってますので、TVにもっと出たいですね。今の若い子みたいに、インフルエンサー(という職業)と聞いてもピンとこないと言いますか。有吉の壁に出た時に、姪に『親戚(影山さんのこと)に芸人がいる』『このねりまだいこん。がそうだ!』って友達に自慢できた!と褒められて、嬉しいな、もっと頑張らないとなって思いました。

それ、嬉しいのか?!今までひた隠しにされてたってことだよ?複雑だな!!

我々がやってるYouTubeは今までTVに出てないところ!を意図的に選んでいるので飽きないと思いますよ。

僕は練馬区74万人の皆さんにもっともっと知っていただくことですかね。地方にも行きますが、他県を2つ合わせたくらいの人数規模だったりしますから、地元でしっかり活動して多くの方に知っていただけるように気合を入れます!押忍!

▲今年は午年ですから、ねりまだいこん。さんにもいいことあります、きっと!(練馬だけに)

――あっという間に取材時間が過ぎ、さすがお笑い芸人さん!トークも写真も面白く(めっちゃノリノリでご協力的でした)この、無条件にワクワクしてしまう空気を伝えたい!そんな雰囲気のインタビューでした。
みなさんにとって本年が、笑いが多く、また幸多い年でありますように、ねりまだいこん。のお二人とねりま観光センタースタッフ一同、心よりお祈り申し上げます!!本年もどうぞよろしくお願いいたします。

文責:吉田