特集記事 Reviews
これから9月〜12月にかけて開催される練馬区の主なイベントを一挙にご紹介! 過去の体験レポを交えながら情報をまとめてみました。感染予防対策をしながら、練馬の魅力を存分に楽しみましょう♪
※写真は過去のイベントの様子です。
※イベントが中止または内容が変更となる場合がありますので、必ず事前にご確認ください。
【9月開催】ロハスフェスタ東京 〜家族で1日たっぷり楽しめる〜
日時:2022年9月30日(金)、10月1日(土)・2日(日)
10:00〜16:30(入場券販売は16:00まで)
場所:光が丘公園芝生広場 ※荒天中止
入場料:500円(小学生以下無料)
内容:販売、飲食、ワークショップ、ステージ、リサイクルなど
光が丘公園がオシャレ&エコな空間に♡
家族で1日のんびり過ごせます
「みんなの小さなエコを大きなコエに」をテーマに大阪で始まったロハスフェスタは、今や福岡や広島などでも開催され、3年ぶりの東京開催は今年で12回目。
第1回目から光が丘公園で開催され、区外や都外からも多くの人たちが訪れる人気の環境イベントです。公園の中ほどに広がる約6ヘクタールの芝生広場がフェンスで囲われ、ハンドメイドの雑貨やアクセサリー、絶品グルメやワークショップなどのブースが並びます。
その数なんと約350店! 全国から大集結するので、1日では楽しみ切れないかも…⁉︎
SDGsに取り組もう
こだわりのお店が全国から出店!
兵庫県のラクレットチーズ専門店、京都のふわとろオムライス、美容や健康に良いスーパーフードを使ったホットドッグなど、各地のこだわりグルメも楽しみの1つ♪
会場ではゴミを出さないことを目指し、お支度セット(マイ食器、マイボトル、カトラリー)やマイバッグの持参を推奨。もし忘れても、リユース食器を1個100円で購入できますが、できるだけ持っていくことをオススメします!
飲食ブースも充実。芝生にシートを広げてピクニック気分で♪
また、使用済み天ぷら油や牛乳パック、古本の回収などのエコリサイクルや、着なくなった洋服の物々交換なども行っています。
「健康と持続可能な社会に配慮したライフスタイルを目指して、小さなことから楽しんでみんなでエコに取り組むこと」を15年以上前から実践している、時代の先駆け的イベントなのです。
ワークショップやクイズも!
NHKテレビ講師のはたあきひろさんの「簡単!プランターではじめる家庭菜園!と使い終わった土のリフレッシュ実演講座」や生き物観察会(いずれも9/5~事前予約制)、テント布で作るマイバッグなどのワークショップが予定されています。
また、会場内に設置されたSDGsに関するクイズに答えると、抽選会で素敵な景品が当たります! 小学生以下のお子様には、ロハスフェスタ公式キャラクターのロハッチがSDGsをわかりやすく解説した絵本をもれなくプレゼント!
そして今年は、ワンちゃんも一緒に楽しめる「ロハス♡Doggies(ラブドギーズ)!」エリアが登場! ワンちゃんにも優しいロハスな商品を提案するブースや、ワンちゃんフォトコンテスト、ドッグトレーナーによるしつけ相談会などが予定されています。(公園内では必ずリードの着用をお願いします)
※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、イベントが中止、変更となる可能性があります。イベントの最新情報については、ロハスフェスタ公式サイトをご確認ください。
■ロハスフェスタ東京 公式サイト https://lohasfesta.jp/tokyo
【10月開催】練馬まつり 〜今年は第45回、区内最大規模のイベント〜
※画像は2019年開催の練馬まつりの様子(としまえんにて)
日時:2022年10月16日(日) 10:00~15:00
場所:練馬駅北口およびマロニエ通り周辺
(南町小学校・開進第二中学校・練馬総合運動場ほか)
内容:出展、飲食、ステージ、体験など
同時開催「練馬産業見本市」
ねりまの多彩な魅力がてんこ盛り!
練習の成果をステージで披露
毎年10月の第3日曜は練馬まつりの日! 区内最大級のお祭りで今年は3年ぶりの開催で期待大。練馬区が主催し、ジャンルは農や産業、グルメ、演芸、スポーツ、健康など。それぞれに趣向を凝らした出展団体の総数は100を超えます。
出演や出展も区民が主体となるお祭りですから、老若男女どなたが来場しても、きっと楽しめるはず!
練馬駅北口エリアにいくつもの会場あり
練馬まつりの会場を一望
以前はとしまえんが会場でしたが、2020年に閉園したため、今年は練馬駅北口エリアの学校や施設、道路など利用した広範囲な会場となります。開催規模としては、としまえん開催時と同等ですが、スポーツやマルシェ、大道芸などの新企画も満載です!
練馬まつり(2022年)の情報
出展ブースもバラエティに富んでいます
全体概要など、とっておき情報を公開します!(9月1日現在)
(練馬駅から北へ)
・ココネリホール
同時開催の「練馬産業見本市 ねりまEXPO2022」。練馬の産業関連の企業など40社が出展。
・練馬駅ペデストリアンデッキ
ヘブンアーティスト(東京都認定の大道芸や音楽家など)10組が磨き抜いた芸を披露。
・平成つつじ公園
練馬産農産物や加工品の販売、農に関するブース出展など。
「つつじステージ」では15団体による歌や踊り、よさこいなどが披露される。
・練馬文化センター(大ホール)
練馬区にある東映で撮影された、映画「鉄道員(ぽっぽや)」を上映(練馬文化センター・大泉学園ゆめりあホール・インターネットにてチケット販売(予定枚数に達し次第終了)/500円)。また、撮影監督の木村大作さんによるトークショーあり。
・練馬文化センター(小ホール)
仮面ライダーギーツショー(無料/午前と午後の各1回/当日整理券配布)
・南町小学校
30団体出展予定。行政や区の関係団体などが、体験コーナーや役立つ情報を展示。
・マロニエ通り
ねりまシティ・ウィザード・プロジェクトプロデュースによる、コスプレ清掃イベントもあり! ねりコレ店の協力で「魔法メニュー」なるテント出展やキッチンカーも出るみたい。気になりますね〜。はたらく車の展示や、記念撮影の予定も!
・開進第二中学校(メイン会場)
73団体が出展予定。地方物産や飲食ブースも多数出展するので、お腹が空いたらこちらへ! 「すずしろステージ」では、13団体が太鼓やフラ、ダンスなどを披露。
・練馬総合運動場公園
老若男女で楽しめる「練馬まつり スポーツひろば」を開催。スポーツ好きならこの会場をチェック! 練馬区体育協会による全天候舗装の400mトラックで、子どもから大人まで短距離の記録会を実施。まつりでマジ走りしちゃう!? キックターゲットもあり。東京2020の聖火リレーのトーチ展示、実物を見てみよう。
さらに! 来年、としまえん跡地にできるワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッターのPRブースも出展。ロンドンに次ぐ世界で2番目の場所として注目されています。パネル展示やフォトスポットもあり(予定)。
概要を紹介しただけでもこんなに盛りだくさん。じっくり見てたら回りきれませんね。「これとこれを見よう」など、目的を持っていくのがオススメです。
相当な人出が予想されるので、感染対策をバッチリとして、大いに楽しんじゃってくださいね。
*サンバカーニバルの予定はありません。
■練馬まつり 公式サイト https://www.nerima-matsuri.com
【11月開催】森のJAZZ祭 〜木漏れ日のなかで楽しむ生演奏〜
(撮影:正田真也)
日時:2022年11月3日(木祝) 11:00〜17:00予定
場所:石神井公園 野外ステージ(予定)
入場料:無料(予定)
内容:ジャズのステージ、模擬店など
癒やしのひとときを♪
木々に囲まれた石神井公園の野外ステージ(撮影:田崎 敦)
森のJAZZ祭は、自然豊かな石神井公園の池のほとりでジャズの生演奏が聴ける、何とも贅沢なイベントです。入場無料(2020年、2021年は有料開催)なので、散歩の途中で足を止めたり、ステージの周りに出店している飲食ブースで買ったワインやビール片手にくつろいだりと、自由なスタイルで楽しめるのも魅力です。
野外ステージで演奏するのは、練馬区にゆかりのある新進気鋭のプロのJAZZミュージシャンたち。静かな森の中で、のんびりとジャズの音色に身を委ねるだけで癒されます♪
サポーターグッズを買って応援しよう!
「森のJAZZ祭」は有志ボランティアが中心となって運営しているため、開催資金は寄付に支えられています。サポーターグッズ購入や寄付などにぜひご協力ください。
サポートの方法は下記の3種類。
#️1:3,000円のサポート 森のJAZZ祭2020年公式トートバッグ(コットン100% W480×H400×D150mm)
#️2:2,000円のサポート 森のJAZZ祭2018年公式サコッシュ(コットン100% W340×H280)
#️3:1万円以上の寄付や、返礼品を必要としない場合は、名前と金額をメール(morijazz2020@gmail.com)で連絡のうえ、下記口座へお振り込みください。
ゆうちょ銀行 〇一八(ゼロイチハチ) 普通預金 8834477
名義 モリノジャズサイジッコウイインカイ
※支援金は、出演者への謝金や音響機材のレンタル費などに充てられます。
■サポーターグッズの注文や寄付はこちらから→https://i-mondo.org/support/
森のジャズ祭サポーターグッズ:オリジナルトート
森のジャズ祭サポーターグッズ:オリジナルサコッシュ
コロナ禍の2年間は、人数を制限し、石神井氷川神社の「こもれびの庭」での有料開催でしたが、今年は野外ステージでの無料開催を目指し、現在調整中とのことです。
地元のこだわりグルメやお店など、今年はどんなブースが出店するのか楽しみですね。
■森のJAZZ祭 公式サイト https://i-mondo.org/morijazz/
【11月開催】酉の市 〜商売繁盛や開運を願って〜
日時:一の酉 2022年11月4日(金)/二の酉 11月16日(水)/三の酉11月28日(月)10:00〜22:00
場所:練馬大鳥神社
内容:参拝、熊手の露店、模擬店、神楽など
練馬駅南口が熱気に包まれる日
千川通りの奉納提灯は圧巻
11月の練馬の風物詩といえば、練馬大鳥神社の酉の市! コロナ禍以前は、練馬駅前の千川通りには数百個の奉納提灯が並び(2020年より中止。今年も中止決定)、境外は商店街の出店や露店で埋め尽くされ、参拝客の長〜い列ができるほどの賑わいを見せていました。
熊手を買って、商売繁盛を願う
熊手は毎年少しずつサイズアップして買うのが習わし
境内には毎年5軒の熊手商が出店し、商売繁盛や福を招く縁起物として大小さまざまな熊手が並びます。夜になると、仕事を終えた人たちが会社単位で熊手を買いに来る姿も。
神社の社務所では、小さな竹熊手に神札と稲穂をつけた「開運熊手御守」(初穂料1,000円)が毎年授与されるので、こちらもぜひチェックしてみてください。
また、神楽殿で1日数回上演される里神楽も、酉の市ならではのお楽しみ。神話の世界を再現したストーリーを笛や太鼓の音色が盛り上げ、非日常空間が味わえます♪
酉の市(2022年)の情報
練馬大鳥神社の参拝客
今年は、参拝、境内の熊手の出店、社務所の開所は通常どおり。神楽と境外の露店は3年ぶりに復活します(ただし、今後、行動制限が発出された場合は中止)。
千川通りの奉納提灯と、神楽殿の最終演目のあとの恒例行事「投げ餅」は中止。
神前鈴紐の垂下は無し、手水は中止、朱印は書置きで対応予定。
賑やかな酉の市の風景が戻りつつあります。参拝に訪れたら熊手を買い、コロナ禍を吹き飛ばす勢いで福をかきこみたいですね!
■練馬大鳥神社 酉の市 公式サイト http://torinoichi.info/
【11月開催】JA東京あおば農業祭 〜練馬の秋の収穫祭〜
日時:2022年11月19日(土)・20日(日) 10:00〜16:00
場所:光が丘公園けやき広場
内容:農産物や園芸品の即売会、模擬店、品評会など
主婦の味方!? 地場産の採れたて野菜がお買い得!
採れたてで栄養もたっぷり♪
JA東京あおばが主催する秋の「農業祭」の最大の魅力は、地場産野菜の即売会。白菜やほうれん草、ブロッコリーなど、旬の野菜がたっぷり積まれたブースがずらりと並び、「練馬に住んでいてよかった〜」と思える瞬間です! 鮮度抜群なので、主婦の皆さん、リュックやエコバッグを多めに用意して参戦しましょう〜!
そのなかでも、行列必至の人気を誇るのが、今や幻とも言われる「練馬大根」。練馬区民なら一度は味わいたい“ブランド大根”です。確実にゲットするには、午前中の早い時間がおすすめです!
農業祭のシンボルとも言えるのが、選りすぐりの野菜や鉢植えで作られた「宝船」。JA東京あおばの4地区が持ち回りで制作するので、毎年違ったデザインなんですよ。その完成度の高さは、まさに“農産物のアート”。会場内で最も映えるフォトスポットなので記念撮影もお忘れなく!
グルメや品評会も楽しめる
全国各地のJAの特産品も大人気
お楽しみは野菜だけではありません。各地のグルメも堪能できます!
そのほか、農園芸畜産物品評会もあるので、イチョウ並木が色づいた公園で秋の訪れを感じながら、練馬の「農」を存分に楽しみましょう!
品評会に出品された野菜
今年は、待ちに待った3年ぶりの開催! 従来とは違った形になる部分もありますが、野菜の即売会や品評会は開催が決定。
■JA東京あおば 公式サイト https://www.ja-tokyoaoba.or.jp/
【12月開催】大根引っこ抜き競技大会 〜日本で唯一の競技種目です!〜
日時:2022年12月4日(日)
会場:区内の畑
内容:練馬大根を引っこ抜く競技大会(事前申込制)
※詳細は10月21日の区報をご確認ください。
練馬大根をめぐる熱い戦い
大根畑で準備体操をする選手たち
今年で16回目となる「大根引っこ抜き競技大会」は、練馬大根を抜くスピードや、抜いた大根の長さや重さを競う、練馬ならではの特徴的なイベントです。
かつて全国に名を轟(とどろ)かせた練馬大根は昭和30年代に消滅してしまいましたが、区により平成元年から栽培を復活。一般的な大根に比べ、長くて中太のため、抜くのに3倍の力が必要と言われています。当然、農家さんも収穫が大変。そこで、競技という形で収穫の負担を減らそうと始まったのが由来なのだとか。
体を張って、練馬大根を引っこ抜きながら走る選手たちの表情は真剣勝負そのもの。見ているこちらまで手に汗を握り、応援したくなるような熱戦が畑で繰り広げられます。
昨年の様子。親子で力を合わせて「抜けたー!」
抜かれた大根はすぐに区内の小中学校に運ばれ、翌日の給食に使われます
コロナ禍でも大会は継続して行われており、2022年も例年どおり開催される予定です。今年も大根畑での盛り上がりに期待したいですね♪
【参加者の募集】我こそは!と思う方は、10月21日のねりま区報で詳細を確認して、ぜひチャレンジを!
【12月(開催未定)】関のボロ市 〜江戸時代から続く練馬の冬の風物詩〜
日時:毎年12月9日・10日(2022年は未定、10月以降に検討)
場所:本立寺門前から武蔵駅周辺
内容:露店、万灯行列
およそ300の露店が軒を連ねる
関のボロ市当日の本立寺の門
関のぼろ市は、江戸時代に始まった歴史ある伝統行事。本立寺(関町北4)で日蓮宗の宗祖の命日に営まれる「お会式(おえしき)」に合わせて、毎年12月9日・10日に開催されています。
ぼろ市の発祥はお正月前の年の瀬に、近くの農家の方がぼろ布や古着、農機具、正月用品など生活必需品を購入または物々交換を行っていたのが背景だと言われています。衣類が高価だったため、ぼろ布は、草鞋(わらじ)の鼻緒を作るためや衣類の繕いなどに利用されていたそうです。
「年の市」、「暮れの市」、「お会式の市」とも呼ばれていたこともありました。平成元年度に、練馬区登録の無形民俗文化財に指定されています。
関のボロ市の様子(練馬わがまち資料館より・1975年)
飲食を中心とした露天が建ち並ぶ(2009年)
なんといっても圧巻なのは、露天商の数。約300の露店が本立寺の門前から武蔵駅前まで軒を連ねます。時代の流れとともに、現在は飲食が大半を占めていますが、お祭りといった要素が強く、地元の人を中心に多くの人で賑わいます。
纏(まとい)や花飾りの付いた万灯行列も見もの!
9日の19時から21時ごろに万灯行列が披露されます。花飾りをつけた万灯を中心に、纏や鐘、太鼓を持った法被(はっぴ)姿の人たちが、武蔵関駅南口付近から出発して、本立寺までの約1kmを練り歩きます。行列が通ると、周囲の人は足を止めて見入ったり、写真を撮ったり…。万灯の明かりは派手さはなく、伝統行事にふさわしい厳かな雰囲気の電飾です。
関のボロ市は、2020年、2021年はコロナ禍で中止になりました。2022年は新型コロナの感染状況の様子をみながら10月以降に検討されます。開催する場合は、例年通りポスターを周辺に貼るそうです。
お問合せ先:本立寺(電話03-3920-1384)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
株式会社協同クリエイティブ(月刊Kacce編集室)
住所:板橋区成増2-10-3 三栄ドメール202
電話:03-3975-7143
ホームページ:http://www.kacce.co.jp/