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★★お知らせ★★
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、3月22日(日)に開催を予定していた「練馬こぶしハーフマラソン2020」は中止となりましたが、2021年に向けてさらに盛り上げていくため、記事を掲載いたします。
記事の作成にあたり、練馬区シティマラソン担当課の課長・吉川さんと、係長・和田さん、そして何より毎回参加している練馬区在住のランナーや応援者の方々にご協力をいただきました。改めて感謝いたします!
「練馬こぶしハーフマラソン」とは?
練馬区民を中心に、5,000人のランナーが参加するこの大会は、ハーフマラソンでは23区内で最大級。光が丘公園をスタートし、主要幹線道路や、開園前の「としまえん」、光が丘団地内の公園などを走るバラエティーに富んだコースが特徴です。ちなみに、遊園地の敷地内を走るマラソンコースは、国内でこの大会だけとのこと。
大会を支えているのは、地域の体育関係の団体や、中・高校生、町会、自治会など2,000人以上のボランティア。“練馬”の地に根ざした、まさに地域密着のマラソン大会なのです!
トップランナーの走りにも注目!
ランナーは高校生から80代まで幅広い年齢層で、北海道から宮崎県まで全国のランナーが集まります。10月の区民先行抽選の倍率は約3倍、その後の一般申し込みは45分で締め切りになったとのこと。人気の高さがうかがえますね。
ゲストランナーには、毎年お馴染みの谷川真理さん、吉田香織さん(写真)、順天堂大学陸上競技部の選手のほか、今年は、箱根駅伝で“二代目・山の神”と呼ばれた柏原竜二さんが参加! トップランナーの走りを目の前で見られるまたとないチャンスです。
例年、谷川真理さんはスタート地点でランナーたちを見送ったあと、最後に走り出します。
「ランナーに声をかけながら、握手したり写真撮影に応じたりとすごく気さくな方ですが、付いていけないくらいの速さで追い抜いていく走りはさすが。カッコイイ走りをぜひ見てください!」(毎年参加の区民ランナー)
例年、さまざまなコスプレで目を楽しませてくれるランナーたちにも注目!
練馬大根やウェディングドレス姿、アニメのキャラクターなど…沿道の声援にも熱が入ります(笑)。
おすすめ観戦スポットあれこれ
この大会のもう1つの特徴が、沿道の応援がほぼ途切れることなく続いているということ。
「おすすめの観戦ポイントはどこ?」という声も多いので、あまり知られていない地元の穴場スポットや、花とランナーを撮れる観戦スポットなどをご紹介しましょう。
①スタート地点
光が丘公園内の野球場横からのスタートは、朝8時。号砲とともに5,000人が一斉に走り出す光景は圧巻です。全員がスタートゲートを駆け抜けるまで、10分近く。見応え抜群です!
②光が丘駅前の歩道橋
光が丘公園を出たあと、光が丘駅前の大通りで折り返し地点があります。駅前がランナーで埋め尽される光景を見下ろすには、駅前の歩道橋「月見大橋」の上が絶好の観戦ポイント。スタートから3kmくらいの地点なので、ランナーもまだまとまっており、圧巻の眺めです!
③花とランナー
大会名の“こぶし”は、“練馬区の木”のこと。光が丘団地内には、こぶしの街路樹や、マグノリア園のすぐ近くを走るコースがあり、フィニッシュ直前の光が丘公園北側にもこぶしの木があります。
やっぱり桜でしょ!という方には、光が丘駅から光が丘公園へ渡る「ふたご橋」がおすすめ。桜越しにランナーの観戦ができます(写真)。
また、17キロ地点辺り、「夏の雲公園」のテニスコート奥には穴場の桜スポットが! 桜のトンネルを駆け抜けていくランナーを目の前で見られるので、熱い声援がダイレクトに伝わる手応え満点ですよ♪
④主要幹線道路
普段は走ることのできない笹目通り、目白通り、環八通り、川越通りなどの主要幹線道路の沿道も、声援を送る人たちが途切れないそうです。「もうダメ…と、へこたれそうになった時、熱い声援に何度も助けられました。毎年、同じポイントで応援してくれる友人とは、年に1度、この大会で走る時に会っているんです(笑)」(毎年参加の区民ランナー)
観戦後の余韻は光が丘公園で…
ランナーを応援したあとも、まだまだお楽しみは続きます! 光が丘公園のけやき広場では、さまざまなイベントが開催され、おいしいグルメもたっぷり♪
けやき広場の特設ステージでは、10時20分から表彰式が行われます。どんな記録が出るのか注目ですね。ゲストランナーによるメダルの授与もあります。
11時からは、まちなかコンサートが開催されます。今年の出演は金管五重奏のBRASS NEX(ブラスネックス)で、「オリンピックファンファーレ」や「ウィリアムテル序曲」、「パプリカ」などの曲目でステージを盛り上げてくれます♪
けやき広場に設置された大型ビジョンでは、J:COMによる生中継の様子や、ランナーのインタビューなどをリアルタイムで観ることができます。レース全体の様子を観たい!という方にはおすすめです。
13時以降は、大会中継が再生されるとのこと。朝は沿道で応援し、午後からは大型ビジョンで大会を振り返りながらビール片手に花見もエンジョイ…贅沢な休日になりそうですね♪
練馬のグルメにも注目!
朝早くからの観戦で、気が付いたらおなかペコペコ。そんな時は、けやき広場に並ぶ飲食ブースに足を運びましょう。
商店会の焼きそばや焼き鳥やビールをはじめ、もつ煮や老舗ベーカリー「マザーグース」のパンなど、練馬ならではのグルメが光が丘に集結します!
ホテルカデンツァ光が丘の「練馬キャベツの回鍋肉(ホイコーロー)まん」、矢崎会計事務所のタピオカドリンク、アカオアルミのミニトマトと豆腐の販売は、今年初出店の注目株。
練馬産野菜を使ったスムージーのキッチンカーも出店予定です!
3回目となる江古田のコーヒー専門店「comes from good coffee」からは、「コーヒーのほか、ブルームーンというオレンジフレーバーの生ビールを用意します。ハンドメイドアクセサリーの展示販売も併設するので、ぜひのぞいてみてくださいね」と、コメントをいただきました。
買い物や、ワークショップの体験もできます
けやき広場のイベント会場では、9時から15時まで、飲食を含め約40ブースが出店します。なかには、トートバッグの手作りワークショップや、子ども向けのゲームコーナーも。
今年は、ビームライフルやブラインドサッカー、ボッチャなど、東京2020大会開催年ならではの体験ブースが充実しているそうです。
また、病気や障害のある子どもたちと、それを応援する人たちのハンドスタンプ(手形)でモザイクアートを製作し、東京2020大会を応援する「練馬区発100万人のハンドスタンプアートプロジェクト」参加への呼びかけも行う予定とのこと。
お土産には、ねりコレやJA東京あおばの商品、練馬大根のたくあんなど、練馬ならではの販売ブースをチェックしてみましょう。
日頃の生活圏がマラソンコースとなってランナーが駆け抜け、地元の熱い応援とボランティアが一体となって盛り上がる1日。
一生懸命走るランナーを見ていると、誰でも声援を送りたくなるはず。そして、ランナーたちの姿から、たくさんの元気をもらえるはずです!
光が丘公園のイベント会場にも足を運んで、みんなで楽しみましょう!
練馬こぶしハーフマラソン2020 公式ホームページ
https://www.nerima-halfmarathon.jp/