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都内でも数軒という、昔ながらの「砂窯焙煎」の技術を残す、
練馬区は羽沢の「川原製粉所」に行ってきました。
※10/19(金)ツアー催行
応募者は催行人数を大きく超え、なんと45名。
今回は残念ながら行けなかった皆さん、すみません。
写真をたくさんUPしますので、お楽しみくださいね。
【10:00】氷川台駅前
東京メトロの氷川台駅に集合です。有楽町線・副都心線が乗り入れています。
駅前で当日の注意事項などを説明し、いよいよ出発です。
【10:05】
徒歩で移動開始です。
目指すは、ねりコレ店でもある「雪華堂(氷川台店)」さんです。
きれいに一列で歩きます。
【10:10】雪華堂 氷川台店
すぐに到着です。
雪華堂さんは創業明治12年。
ねりコレには「昔みそまんじゅう」が選ばれています。
=昔みそまんじゅうの詳細はコチラ=
https://www.nerimakanko.jp/nerikore/detail.php?nerikore_id=nk0000022
店員さんに季節の売れスジ商品などを説明してもらうと、
思わず興味が出てしまいます!
「お芋さんどら焼」VS「栗どら焼」、軍配は現在のところ、栗どら焼のようです!
【10:20】氷川神社
続いて、氷川神社を目指します。
お察しの通り、氷川台の地名は、この神社が由来なのです(創建1457年!)。
境内に狛犬が居ますが、小ぶりな方はなんと、1787年(天明7年)造立とか。
練馬区の登録有形文化財にも登録され、区内の神社に残る狛犬としては最古です。
気軽に見れる石像(?)に230年もの歴があるとは驚きです。
いよいよメインの川原製粉所!どんな見学になるのでしょう?
【10:50】
住宅街の中をてくてく歩きます。
改めて練馬区の広さと起伏に富んだ地形を感じます。
羽沢に入ると、風向きでしょうか?
どこからともなく焙煎の香ばしい香りが。。。
ゴールは近い!ですね。
川原製粉所に到着です。
社長の川原さんに、まずは外で説明を聞きます。
原料の大麦(手前)と砂窯で焙煎した丸つぶ麦茶(奥)。
色はもちろんですが、大麦を砂窯で焙煎することにより、丸くふっくらと煎られていることが
わかります。
砂窯焙煎は手間はかかりますが、香りも味も、格段に良くなります。
衛生面に十分配慮し、白いキャップを被ります。
一気に工場見学感が高まりますね!
当日はJ:COMさんのクルーも取材で同行されていました。
工場内は、見たこともない機械でいっぱいです。
乾燥させた麦が、工場内の天井に張り巡らされた管を通り、頭上を移動します。
レンガ造りの砂窯です。
煌々と火が灯り、砂を熱します。その熱で満遍なく麦を煎るのです。
温度は284度!高温ですね。
※内温ですので、外は熱くありません。見学は安全に行われます。
特別に、機械の脇の扉を開けてもらいました。
重い鉄の扉が開くと、、、香ばしい煙が一気に立ち込めます。
映画のワンシーンのようです。
川原製粉所では、きな粉も作っています。
川原さんの後ろにあるのが、「粉挽き機」です。
要するに石臼と同じです。
ちょうど中央にある、円盤状の部分に地面に対し垂直に機械が設置されています。
少し、稼働してもらいましたが、ゴリゴリと鈍い音をたて、
上から下に大豆が流され、砕かれてきな粉になります。
さらに、麦を挽いたもの(はったい粉や香煎=こうせんとも)や、
おこしに入れるパフなどの原料も製造しています。
あの全国区のお菓子の原料をここで製造しているとは、オドロキです!
練馬区、すごい。
川原製粉の技術、すごい。
最後に、出来立ての麦茶をいただきながら、
お土産の麦茶の説明を受けます。
ネット販売のほか、都内ですと「エスカマーレ江古田店」や、西武百貨店内の「こだわり市場西武池袋店」で購入できます。
目の前の機械と職人さんの技で作られた製品ですから、断然愛着がわきます。
きっとおいしい麦茶が煮出せるに違いありません。
これにて解散です。
当日は、やや外気温が低いこともあり、川原製粉所でお弁当を配布します。
こちらのお弁当もねりコレ認定の「豊悠(ほうゆう)」さんのねりま弁当です。
皆さん、お持ち帰りになられたり、近くの城北中央公園で食べたりと、
思い思いに過ごされました。
=ねりま弁当の詳細はコチラ=
https://www.nerimakanko.jp/nerikore/detail.php?nerikore_id=nk0000050
ツアーを終えて・・・。
「練馬の普段の魅力を大人が楽しむ」をテーマに試験的に開催された今回のツアー。
ご参加の皆さんも、
『昔ながらの製法を大事にしている工場が練馬区にあったとは』
『住宅街の中に、様々な工夫をしながら区外の仕事もこなしているとはオドロキ』
などなど、
新鮮な感想をお持ちのようでした。
ねりま観光センターでは、この他にも「区民の皆さんがもっと練馬区を楽しめる身近なツアー」
などを企画・催行していく予定です!
ぜひ、「とっておきの練馬」サイトを定期的にチェックしてみてくださいね!
<川原製粉所>
・住所:〒176-0003 東京都練馬区 羽沢3-27-1
・電話:03-3991-1365
・URL:http://www.kawaharaseifun.jp/
※川原製粉所では、個人の工場見学は受け付けておりません。お問い合わせはご遠慮ください。
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