特集記事 Reviews
#003 「光が丘Walker」管理人
木原充雄さん・実穂さん
企画しながら参加者として楽しんで…
気がつけば、
光が丘ウォ-カー10周年!
木原さんご夫妻は地域コミュニティサイト「光が丘ウォーカー」を立ち上げ、運営・管理を続けてなんと今年で10周年! 立ち上げのきっかけとなったのは、ご長男が生まれて光が丘へ引っ越してきたけれど、共働きで地域に友人もいなかったから。
「当時は日本のネットユーザー2%という時代。自作で掲示板を作ってスタートしたものの1年間で1万ヒットがやっとでした」と振り返る充雄さん。現在の光が丘ウォーカーは2日で1万ヒットをクリアしてしまう活発な地域サイトに成長しています。仲間作りや情報交換、売ります・買いますコーナーなど、どれだけの人がお世話になったり助けられたりしたことか。登録者数は約3,500人、持続していくのは並大抵のことではないと思いますが…。
「気負いなくやってきて、よく10年続いたなと思います。光が丘ウォ-カーはビジネスでもボランティアでもなくて、私たちは企画者でありながら参加者として楽しんでるんです」充雄さんに続いて「そうそう、ライフワークになっちゃいましたね」と実穂さんが笑う。拍子抜けするほど自然体のおふたり。
当初は男性ユーザーが中心でしたが、今や主婦パワーで子育ての掲示板が最も賑やか。1日に何度も実穂さんがチェックをし、時には行き過ぎた発言の仲裁役に回ることも。充雄さんは仕事柄得意とするシステム構築をするなど絶妙の二人三脚! 『初めての方へ』というガイドラインを読むだけでも、健全性を持って育てられてきたサイトだとすぐにわかります。
ネット&リアル、
オフ会で始まるご近所付き合い
時代に対応しながら、
システムも変化し続ける
光が丘ウォ-カーはネットとはいえ利用しているのは練馬区・板橋区の人がほとんど。ご近所のお友達づくりと情報交換が趣旨だったこともあり、人と人のリアルなおつき合いを大切にオフ会も頻繁に行ってきました。『顔の見えるネット』…これぞ光が丘ウォ-カーの最大の魅力のようです。
当初の掲示板スタイルからユーザーニーズと時代を反映して、ブログを取り入れたり、フルオープンから登録制に切り替えたり、携帯電話対応も視野に入れ、2006年5月から『SNS 光が丘 hixi*net』がスタート。現在の登録者数は約250名でコミュニティは50個。
「それぞれミニオフもやっているようです。光が丘ウォ-カーを通して結婚した方もいて深い人間ドラマも生まれています」と充雄さん。人とのお付き合いは難しいときもあるけど、やっぱり一番楽しいとご夫妻は口を揃えます。
「サーバーが2台、それにユーザーさんからいただいた業務用の無停電電源装置が常に稼動しているので、うちは冬でも温かいですよ」と実穂さん。壁面のラックには新旧のサーバーが並んでいます。回線も機材も運営もすべてご夫妻で負担しています。聞けば聞くほど個人が無償で行う地域サイトなのかと恐れ入ってしまいます。現在はスタッフが10名、テニス、野球、バスケなどの活動は各部長がサポートしてくれています。
サイトを通して趣味も広がる。
楽しいこと大好き、
楽しいところに人は集まる!
練馬でお好きな場所を尋ねると充雄さんは
「家から近い光が丘公園は財産ですね。あとホッピーのある店(笑)。SNSのコミュニティで「練馬ホッピーツアー」というのがあって、ホッピーの提灯がぶら下がってるようなお店に皆で呑みに行くんですよ。ホルモン亭、ぐっさん、あつみ、川名…」
どんどん店名が続きます。
実穂さんの好きな場所は?
「やっぱり光が丘公園ですね、季節ごとに表情も変わって散歩も楽しいです。歴史の本が好きで光が丘図書館に行くのが束の間の息抜き。私は職場も近いので、気がつくと光が丘から何日も出てないことがあるんですよ」
ご夫妻の共通の趣味は、音楽。光が丘ウォ-カーでメンバーを募集して結成したダンスクラッシックバンド『OFAS(Old Funk All Stars)』で、充雄さんがボーカル、実穂さんはキーボードを担当し、年に2~3回ライブも行っています。これがまたかっこいい! パワフルなボーカルとノリのいい音楽に勝手に体が乗せられてしまう感じ。楽しいことが大好きなご夫妻はいつも自然体。そんな開かれた楽しさに誘われて周りに人がどんどん集まってきちゃうんですね。
気がつけば、
光が丘ウォ-カー10周年!
木原さんご夫妻は地域コミュニティサイト「光が丘ウォーカー」を立ち上げ、運営・管理を続けてなんと今年で10周年! 立ち上げのきっかけとなったのは、ご長男が生まれて光が丘へ引っ越してきたけれど、共働きで地域に友人もいなかったから。
「当時は日本のネットユーザー2%という時代。自作で掲示板を作ってスタートしたものの1年間で1万ヒットがやっとでした」と振り返る充雄さん。現在の光が丘ウォーカーは2日で1万ヒットをクリアしてしまう活発な地域サイトに成長しています。仲間作りや情報交換、売ります・買いますコーナーなど、どれだけの人がお世話になったり助けられたりしたことか。登録者数は約3,500人、持続していくのは並大抵のことではないと思いますが…。
「気負いなくやってきて、よく10年続いたなと思います。光が丘ウォ-カーはビジネスでもボランティアでもなくて、私たちは企画者でありながら参加者として楽しんでるんです」充雄さんに続いて「そうそう、ライフワークになっちゃいましたね」と実穂さんが笑う。拍子抜けするほど自然体のおふたり。
当初は男性ユーザーが中心でしたが、今や主婦パワーで子育ての掲示板が最も賑やか。1日に何度も実穂さんがチェックをし、時には行き過ぎた発言の仲裁役に回ることも。充雄さんは仕事柄得意とするシステム構築をするなど絶妙の二人三脚! 『初めての方へ』というガイドラインを読むだけでも、健全性を持って育てられてきたサイトだとすぐにわかります。
ネット&リアル、
オフ会で始まるご近所付き合い
時代に対応しながら、
システムも変化し続ける
光が丘ウォ-カーはネットとはいえ利用しているのは練馬区・板橋区の人がほとんど。ご近所のお友達づくりと情報交換が趣旨だったこともあり、人と人のリアルなおつき合いを大切にオフ会も頻繁に行ってきました。『顔の見えるネット』…これぞ光が丘ウォ-カーの最大の魅力のようです。
当初の掲示板スタイルからユーザーニーズと時代を反映して、ブログを取り入れたり、フルオープンから登録制に切り替えたり、携帯電話対応も視野に入れ、2006年5月から『SNS 光が丘 hixi*net』がスタート。現在の登録者数は約250名でコミュニティは50個。
「それぞれミニオフもやっているようです。光が丘ウォ-カーを通して結婚した方もいて深い人間ドラマも生まれています」と充雄さん。人とのお付き合いは難しいときもあるけど、やっぱり一番楽しいとご夫妻は口を揃えます。
「サーバーが2台、それにユーザーさんからいただいた業務用の無停電電源装置が常に稼動しているので、うちは冬でも温かいですよ」と実穂さん。壁面のラックには新旧のサーバーが並んでいます。回線も機材も運営もすべてご夫妻で負担しています。聞けば聞くほど個人が無償で行う地域サイトなのかと恐れ入ってしまいます。現在はスタッフが10名、テニス、野球、バスケなどの活動は各部長がサポートしてくれています。
サイトを通して趣味も広がる。
楽しいこと大好き、
楽しいところに人は集まる!
練馬でお好きな場所を尋ねると充雄さんは
「家から近い光が丘公園は財産ですね。あとホッピーのある店(笑)。SNSのコミュニティで「練馬ホッピーツアー」というのがあって、ホッピーの提灯がぶら下がってるようなお店に皆で呑みに行くんですよ。ホルモン亭、ぐっさん、あつみ、川名…」
どんどん店名が続きます。
実穂さんの好きな場所は?
「やっぱり光が丘公園ですね、季節ごとに表情も変わって散歩も楽しいです。歴史の本が好きで光が丘図書館に行くのが束の間の息抜き。私は職場も近いので、気がつくと光が丘から何日も出てないことがあるんですよ」
ご夫妻の共通の趣味は、音楽。光が丘ウォ-カーでメンバーを募集して結成したダンスクラッシックバンド『OFAS(Old Funk All Stars)』で、充雄さんがボーカル、実穂さんはキーボードを担当し、年に2~3回ライブも行っています。これがまたかっこいい! パワフルなボーカルとノリのいい音楽に勝手に体が乗せられてしまう感じ。楽しいことが大好きなご夫妻はいつも自然体。そんな開かれた楽しさに誘われて周りに人がどんどん集まってきちゃうんですね。
(2006年12月1日更新)
2006年7月に10周年記念。パーティーが開かれました。
実穂さんの笑顔は周囲を明るく和ませてくれます。
自宅の1室に並ぶ新旧のサーバー。1台はサイト専用、1台はSNS専用として稼動。
残業、休日出勤など仕事はハードだけど…タフです!
OFAS(Old Funk All Stars)のライブ。
プロフィール
木原充雄さん・実穂さん
充雄さんは熊本県出身、ソフトウェア会社勤務でシステムにもお酒にも強い!? 実穂さんは府中市出身、損保事務のパート勤務。ご夫妻はご結婚後、子育てに良い環境を求めて1994年に大田区馬込より光が丘に転居。中学生と小学生の息子さんがいる4人家族。1996年より『光が丘ウォ-カー』をスタートさせた管理人と副管理人。
光が丘Walker
http://www.hikarigaoka.jp/